主旨説明(つくる会)
人と自然と喜び溢れる環境を造る会
下川口地区は、一級河川矢作川によって形成され、縄文時代の遺跡に見られるように、古くから生活の栄えのある、地理的に恵まれた地域であり、又素晴らしい自然が十分に残されている場所であります。
こうした貴重な遺産を受け継ぎ、守り続け、更に人と環境の調和を計り、発展させていくことは、今に生きる私達の責任であり喜びであります。
平成17(2005)年4月1日に藤岡町が豊田市へ編入合併されましたが、この地域は以前と変わることなく、さらに自立した地域へと発展させるためにも、国、県、市町村とパートナーシップを確立していく必要があります。
この地域を改めて見なおした時、川口やな、川口城址、川口いちば、水汲遺跡、天神社と大銀杏、大沢池と紅葉、加茂橋、御作地区のふじの回廊、足摺ダム湖、池島の国体カヌー会場など自然を活用した施設がふんだんにあります。
しかしながら、これを繋ぐ人間関係や情報の交流など希薄であるがため、有効利用が十分なされているとはいえません。
急速な高齢化社会と少子化という未曾有の社会を迎えつつある今、そこに住む人々の心のやさしさと忍耐強さ、他人を思いやる協調精神、高齢者の住みよい環境は、そこに住む私たち”自らが作り上げるもの”であるという自主独立の精神など、およそこれからの教育問題の解決と同質の課題でもあります。
以上の想いを果たそうとするとき、自主グループの立上げが最も効果的に実現に向かうことができると考えます。
この会は、地域を愛し、自然を愛する人たちによる”人と自然と喜び溢れる環境”を造る目的で、環境整備と同時にその共同作業や親睦会を通して人間関係のスキル向上を計ります。真のボランティア精神を発揮し、計画的で段階的に目的を実現させるために、下川口自治区と共にパートナーシップをもって、お互い支援しあい、継続的に発展拡大を目指します。
活動内容
1.地域の河川及び遊休地の美化に関する環境整備作業とその啓蒙
2.他のボランティアグループとの情報交換と支援
3.防災関係に関する協力、支援活動
4.自然と人に関する研修会や親睦会の開催
5.オープンでフェアを原則として、会員や地域の意識向上