「TOEICを活用して英会話を楽しもう!」
第2回セミナーレポート
2018年12月16日(日) A.M. 9:30~12:00
長久手交流プラザにて第2回セミナーを開催しました!
それぞれのニックネーム |
参加者は3名。 前回から継続参加のDenis, Maryに、 新規のAnneが加わりました。 少人数開催でしたが、 開催者Michael(栗林)も交え2人ずつでペアを組み 多くの会話を楽しみました。 |
■当日の流れ
■Introduction
お互いの勉強の仕方、使っている教材などの話題で打ち解けたあと
英語での自己紹介タイム。
それぞれの趣味の話で盛り上がりました。
そして
"The more you actively communicate in English, the better English
speaker you will be!!"
「積極的に話しかけ、質問して、みんなで英会話力を向上させていきましょう!」と呼びかけました。
■What‘s the most enjoyable thing that you did this year?
年末ということで、今年を振り返って楽しかった思い出をシェア。
まずペア同士でトークし、
その後、それぞれの楽しかった思い出を「ペア相手が」全員に紹介する、というワークを行いました。
最初、英語で語るのは難しい、、、と言っていた方も、
いったん話し始めると、様々な体験談が湧き出ていました(笑)。
後で皆にシェアするためには
メモを取りながら注意深く相手の英語を聞かなくてはいけません。
相手の話を楽しみつつ、よい聞き取り練習にもなったのではないでしょうか?
"OUTPUT" from our conversation
・Inuyama castle is a national treasure. 犬山城は国宝です。
・The stairs were very steep. 階段はとても急でした。
・ceiling painting 天井画
・mural 壁画
・I had avoided watching Japanese movies. 私は邦画を見るのを避けていました。
・I enjoyed watching the live performance of "Yoshimoto Shin Kigeki".
私は吉本新喜劇のライブを楽しみました。
■Part 1 (Photograph)
ネット上の模擬問題にトライ。正しい写真描写を当てる問題です。
ただ、普通に問題を解くだけでは単調。
この写真でどんな描写が考えられるか?をみんなで考えてみました。
・There are four people sitting around a table.
・They are talking about something.
・A woman is wearing sunglasses.
・The man on the right wears a striped shirt.
→ちなみにボーダーのシャツを表現する際、英語ではborderは使いません。
上の写真のようなシャツなら striped shirt となります。
なお横縞、縦縞をハッキリ示したいなら
それぞれ horizontal stripes、vertical stripes で表現できます。
(例 : He is wearing a shirt with horizontal stripes.)
それから、前回同様 What do you think they are saying?
「彼らは何と言ってるでしょうか?」をみんなで考えてみました。(いわゆる「写真で一言」ですね。)
"Where are we going next weekend?"
"How do we surprise her on her birthday?"
"Hey, maybe they have forgotten about our food order."
"The recent song sung by DA PUMP was really good!"
皆さん想像力がありますね(笑)。
■Part 2 (Question-Response)
質問に対してマッチした回答が選べるか?の問題。
正解は分かっても
「選択肢を英語ですべて書きとれるか?」「答えを英語で説明できるか?」となると
ちょっと難しいということがわかりました。
また、問題に出てきた表現(make room for~ : ~の場所を空ける)から派生して
こんなこともディスカッションしてみました↓
Imagine you are sitting on a seat in a subway. If an elderly woman comes
in front of you, would you stand up and make room for her?
それぞれの考えを語り合いましたが、さて、みんなの出した結論は、、、??
***
Part2の問題を使い、
録音されたネイティブの発音を聞くだけではなく、
参加者が問題の英文を読み合ってみんなで正解を考えるというワークも行ってみました。
読み手の発音にはそれぞれクセがあり、それによって問題が難しくなることも体験できたと思います。
相手にわかりやすい英語で発音することがコミュニケーションに重要だとわかりますね。
"C","see","sea"と"she"の発音の違いなど、ちょっと細かなところも指摘してみました。
***
また、問題文に出てきた依頼・受け答えの表現
Would you~? や Sure. を使って会話をしてみました。
Would you recommend a good restaurant around here?
Sure, I recommend...
お気に入りのレストランや映画、本などを紹介。それぞれの話題で会話が弾んでいました。
やはり自分のお気に入りを話す時はトーンも高くなりますね(笑)。
■Part 3 (Conversation)
ネイティブの会話文を聞いて、3つの質問に答える模擬問題にトライしました。
パート3は問題の先読みと注意深い聞き取りが重要。
短時間で集中してそれらを行う必要があります。
質問文を先読みして会話文を予想するのがよい、という意見も伺えました。
本試験レベルの問題で難易度が高かったですが、皆さん集中して取り組んでいました。
ただ、問題を聞き流すだけでは内容がなかなか頭に残らないのが現実。
ロールプレイ形式で会話文をペアで読み合い、理解を深めました。
Other Expressions (その他 学んだ表現)
・take off ~ (身につけているもの)を脱ぐ、外す
・headquarters(複数形にする) 本部
・plural 複数 ⇔ singular 単数
・subordinate 部下
・secretary 秘書
・minutes(複数形にする) 議事録
-- 第2回セミナーを終えて -- 今回もいろいろな試みで英語を話して頂くことができ、とてもよかったです。 少人数開催でしたが、そのおかげもあり、 それぞれの参加者さんの英会話の特徴がよくわかりました。 主語述語がハッキリしていてわかりやすい英語を話される方、 面白い話題が豊富な方、単語力が高い方。 皆さんの特徴がそれぞれ興味深く思え、私も大いに刺激を受けました。 共通しているのは、皆さん話す「話題」や「意見」を持っていること。 楽しかった出来事、席を譲りますか?の質問、自分のお気に入りの物事の紹介・・・ 自分の「話題」や「意見」を積極的に英語にして会話しようとされていました。 「話したいことがある。」 発音よりも、文法よりも、それが一番大事なことなのかもしれません。 今後、皆さんの特徴をより生かしながら この会を活性化していくことができればと考えています。 それがまさにもともと私のやりたかったこと(activating English conversation)でもあります。 We had a really good time! Why don't you join us next time? 英会話アクチベーター 栗林淳 |