映画などを見て「原語でわかる」体験ができるのも嬉しいです。「インデペンデンスデイ」の大統領の演説、「レナードの朝」でレナードが人生の素晴らしさに興奮して捲し立てるシーン…英語を学んでいなければここまで味わえなかったと思います。また最近「マネーピット」(中学生の時に初めて見て大笑いした映画)を見たのですが、英語のみで大半が理解できるという嬉しい体験をしました。洋画では、字幕と英語との違いや上手い訳し方を楽しめたりもするので、同じ1本の映画でも、より得した気分になれます (笑)。英語の本や小説も同様です。訳本と読み比べることもありますが、やはり原語で読む方が著者の意図が直接伝わり断然面白く、英語をやっててよかったなと思える瞬間です。

そして何より、英語学習を通して多くの人と知り合えたことに大きな意味があります。読めるわけないと思っていた分厚いペーパーバックを、少しずつ読めば普通に読み切れるということを教えてくれた男性、仕事の途中で英会話レッスンに来て、終わったらまた仕事に戻るんだと言ってた女性、会話運びが抜群にうまくて話すのが待ち遠しかった先生等々、多くの方に影響を受けてきました。このワークショップのメンバーの方々とも、英語だけでなく、個々に個人的な話や交流をさせて頂けていますが、それも、英語をやらずに生活していたら絶対にありえなかった貴重な出会いであり、この出会いに感謝しています。

今の会社に入った時は英語力0で、当時、英語学習は勉学に近いもので、大きな失敗をしましたが、コミュニケーションをはかるもの、
思いを伝える事を重視する学習を継続して来たことで、今では様々な国の方と英語を通じてコミュニケーションをとることが出来る様になりました。

失敗と挫折を繰り返す中（今でもですが笑）で、英語学習をしてきて良かった事は、様々な国の人達と意思疎通を図ることで、人それぞれの価値観を感じ、自分を見つめ直す機会になる事です。

時として歴史や政治的な問題などは、他国の人々に対するバイアスを生むものですが、どの様な国の人達でも、英語を通じ個人対個人で考え方や感情を交わす事で、人種と言うものに何の差もない、人それぞれの考え方があると言う当たり前の事に気付かされます。

その当たり前の気づきから、詰まるところ、一個人としてどうなのか？が非常な大切である事をより考えるようになりました。

だからこそ英語を通し、もっと正しく自分の意見を伝える、もっと正しく相手のメッセージを理解する事が大切であると日々感じるとともに、自分とはどういう人間なのか、どうなりたいのかを考えることが大切であると日々考えながら学習をしています。

「英語を学習してきてよかったこと」　 Anne

私が英語を勉強してよかったことは、何の取り柄もないと思っていた引っ込み思案の私に自信が付いたことです。ただ、最初はつまずきから始まりました。中学の初めての中間テストでは５０点ほどしか取れず、机の中に隠していました。周りの大半の子たちが９０点以上取っている中で、とても恥ずかしい思いをしました。そして、母からNHKのラジオ講座を勧められて、聞き始めました。講座を聴くのが楽しくなり、毎朝、夕食前の日の習慣になりました。そのおかげで、英語の授業も楽しくなり、英語が得意科目になりました。それは、高校でも続き、大学受験の時も英語の点数に助けられました。

その後、大学で英語の教員免許を取ることができました。今も講師という立場ではありますが、英語と関わることができています。自分の好きなことを仕事に生かせることは幸せなことだと思っています。今の職場でもカムカムEnglishのおかげでNHKの英会話の話で盛り上がります。番組をきっかけに講座を聴き始めた人が身近にいてびっくりでした。

また、短期ですが社会人になってからイギリス留学にも行く機会もあり、ホームステイもできて、温かく迎えていただき家庭料理もごちそうになり貴重な経験をすることもできました。今のやりとりを続けています。

Michaelさんのセミナーに参加して、楽しい時間を過ごすこともできてありがたいです。これからも少しずつでも英語を勉強していこうと思っています。