実車については、1/20の頁で書きましたのでここではモデルについて書きます。
前作の
Type79では、カウルをフル脱着可能にした為約6ヶ月の製作期間内に完成しなかったので、いろいろ
考えた結果、77はカ
ウル脱着なしの一体化モデルとしました。(基本的には、5月のホビーショーと11月の
オートモデラーの集いの間の
6ヶ月間で完成が目標なので)
それと、77は
エンジン廻り、サス廻りとほとんどの部位が露出している為、一体物でも充分見応えあるモデル
にする事が出来ると判断したからです。

では、
作図⇒製作に移ります。一度1/20で造っているのですこし油断していた所、1/12スケールになると
まるで
別物で、ボディー造りも困難を極めました。
まず、DFVエンジン(タミヤ模型製)を仮組し、それを基に
ディメンション(各部寸法・外寸)を決めて
いきましたが、77のボディーは79と違いサイドポンツ−ンが箱型でない為、
バランス取りが非常に厄介
何度も(↓に続く・・・)
いろんな箇所に手を入れました(ちなみにボディーはケミカルウッドです)
サイドポンツーン(と言えるかどうか)の翼形状の板とラジエターを、
ケミカルウッドとABS(プラ)板
造りボディーに固定、エンジンはボディーのクピット側からビスで締め付ける方法とし、仮組みをした後今回
最も造るのが大変だった
フロントサスに取り掛かりました。

フロントサスの造形は、簡単に説明しきれないほど悪戦苦闘したので詳細はちょっと省かせて頂きます。
エンジンとミッションの
鋳肌塗装は、下地のサーフェーサーの上にアルミの微粒子パウダーをサーフェーサーに
混ぜた物を吹き付け、
鋳物の肌の様な質感を出してみました。
その後、エンジンは
アルミシルバーで、ミッションはグリーングレーのような色に塗装しました。
ホイルはウルフの物を改造して使いましたが、実車に合わせて、近くのメッキ屋さんに
メッキしてもらいました。
下処理もせず
お任せ状態で渡したんですが、@下地処理A2液のウレタン黒塗布、B真空蒸着メッキ加工、
Cトップコートクリヤー塗布と言う工程をきっちりやってくれて、
約3000円/4個でした・・・
ものすごくお値打ちでした。

塗装は黒です(ラッカー塗料の
202です)
スポンサーロゴは、すべて
インレタです。
最後はクリヤーコートです(ニッペのウレタン)

今一番のお気に入りです。・・・
苦労の分だけ愛着が沸くという当たり前な気持ちを噛み締めさせてくれる
モデルです。
実車について・・・
Lotus 77