はじめて造った1/12のスクラッチモデルです。しかし現時点ではまだ完成していない為、サグラダ・ファミリア
教会のような状態になりつつあるモデルです。

ですので、
今までの作例を紹介します。
まず
モノコックを(実車でいうアルミモノコックだけ)ケミカルウッドの薄板を貼り合わせて造り、すべての面に
アルミ板・0.1mmをパッチワークのように貼り、アルミモノコックに仕上げました。次に、ノーズからエキパイ孔
までの
アッパーカウルを一体で型を作り1mmのプラ板をヒートバキュームプレスし、下の延長部分をカットし
仕上げました。

サイドポンツーンは
実車と同様の構造とし、アルミモノコックの取り付け金枠にビス止めする事で完成後も(まだ
完成してないんですが、トホホ・・・)外してモノコックだけの状態にする事が出来るようにしました。

ポンツーン内部に収まるラジエターやオイルクーラーも、もちろん自作し
実車同様モノコックに取り付けてあります。
塗装は、黒です。(ラッカー塗料の202です)
デカールはもちろんインレタです。
最後は、クリヤーコートです(ニッペのウレタン)
1/12はボディーが大きいので、乾燥時間が約8時間必要なウレタン塗料では、所々に小さい異物が着きました。

Type79を造ってみて思ったんですけど、タミヤ模型さんから1/12のキットが出れば、みなさん買われるんで
しょうね〜・・・Type79は、
僕も3個は買いますね
1978年、ロータスは前年Type78で得たデータを基に、グランドエフェクトカーの完成形ともいうべきType79
をデビューさせました。

79のポテンシャルは
驚異的でシーズン途中からの投入だったにもかかわらず、次々と勝利を積み重ねていきました。
この79の成功は、その後数年間に渡り
F1マシンデザインの基本となり、グランドエフェクトカー時代の到来を
決定付ける事になりました。

79は
大柄なボディーでありながら、細部にまで気を配られたデザインが施され、漆黒のボディーにJPSカラーが
良く合い
“ブラックビューティー”の愛称で多くのF1ファンに今なお指示され続けているマシンです。

78年にアンドレッティーとピーターソンにチャンピオンシップの1位と2位をもたらした
“漆黒なる覇者”
の輝きは今も褪せる事なく生き続けています。
実車について・・・
Lotus 79