モノコックの型の各面のゲージ(型紙)を造ります。
@型に両面テープで透明塩ビ板を仮止めし、
各面の形状に切り出します。
(カッターで切り出し後、ペーパーで形を整えます)
Aこの作業を、全ての面に行い、ゲージ(型紙)
を製作します。
(16面分のゲージ切りは結構大変でした・・・)

ここからが“忍耐”“根性”の作業です。
@どこか基準になる面を決め、プラ板を(両面
テープで)仮止めします。
(もちろん型の形状に正確に合わせた形状に
しながらです)
A基準の面が型通りに出来たら、隣の面のプラ
板を型と基準のパーツ(プラ板)に少しづつ合わ
せながら形状を整えて行きます。
この作業をすべての面のパーツに行い、貼り合
せ部も出来たら、全てのパーツを接着します
続きです。

↑の(気の遠くなりそうな)作業を延々と続けて
(約1週間かかり)やっと形になりました。

モノコック(画像の)下部分の1段出ている部分
はいわゆる“ボディー”(黒塗装される)所です。

その上部は“カーボン剥き出し”のモノコックです
何だか解ります?(^^;)
・・・裏側です。

プラ板を接着後に若干の気になる所について
形状を(削って)直しましたので、強度も兼ねて
ポリパテでR(曲面)形状にしてあります。
いわゆる“裏打ち”ですね・・・(^^)
メインのカウル部分とポンツーン上面部分です。
外形形状をザッと造った段階ですね(^^)

今、裏の削りを行っています。
(材料の肉厚約1mm弱を目標に・・・)

●茶色に見えるメインカウルの材料は、
“東○ハ○ズ”で手に入る人口木材ですね。
●白っぽい板状の材料は“ホームセンター”でよく
見かける塩ビ版です・・・板厚1mm
(A4サイズ・250円ぐらい)
左上方からのカット

車名公表をあえて避けましたが、“F1エンスー”の
方々には解ってしまうかもしれませんね(^^;)

そうすれば、(私が)冒頭で書いた“問題山積み”
の意味も解ってもらえるかもしれません・・・

とにかく「前途多難です」(^^;)
続きです。

この頃のLotusは特徴的なカウルでありながら
特にメインカウルの背の部分は“丸い”という
だけで、正確に形状出しするのが結構難しい
です。
サイドポンツーン側板の製作です。

ヒートプレス型を造って・・・とも考えたんですが、
アッパーカウルの形状と“合わせ”が必要なので
「削りだし」にしました。

後に、内外を削る事を考慮して、2mmの板厚で
(部分的には、貼り)形状を削って出しました。

ちなみに、いつも通り“鉋と鑿”で削りました。
仮組みしてみた所です・・・

エンジンもRE20のジャンクですが、
もうすでに、幅詰めやヘッド高の改造等、かなり
手を入れております。(^^;)
アッパーカウルを被せてみました・・・

結構、適当にやったんですが、(形状)いい感じ
に合いました。(^^)

でもまだ、細かい“散り合わせ”はそれぞれを
ビスで固定してから、やらないといけません。

これからが、大変なんですよね〜(^^;)
0.8mmのアルミ板は、ホームセンターで購入。
@アルミ板面全体に、600#のサンドペーパー
で全体が均一に白くなるまで、研ぎます。
(表・裏)
Aプラ板で造ったアンダーパネルを型紙に、
アウトライン(外形線)を入れていきます。
(鉛筆可)
B卓上糸鋸盤を使って切り出します。
Cアルミ切削用ヤスリ(ホームセンターで購入)
で削り、240#・360#のペーパーで仕上げます。

ディフューザー部を欠かせておき、エキゾースト
出口部分でビス固定します。