「レインタイヤ」制作です。 今回、タイヤをレインにするかドライにするか非常に 悩みましたが、一度タイヤも造ってみたかったので、 挑戦してみる事のしました。 そこでまず困ったのがパターンの詳細です。手持ちの 資料が無かったので、掲示板で皆さんに問い合わせたら メールも含めてたくさんの情報を頂きました。 参考になるご意見、ありがとうございました。 Hatanakaさんからは、ご自身が起こされたレインタイヤ の“図面”をお貸し頂き、あまりに良かったのでその図面 通りに制作させてもらう事にしました。・・・(感謝です |
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制作に当たっては・・・ @材料はケミカルウッドです。 Aタイヤの外形を造ります。 旋盤で彫刻刀やペーパーヤスリを使って・・・ (Hatanakaさん、Kishinoさんのサイトをご参照ください) B外形が削れたら、(上画像のような)縦溝を彫ります。 (これも旋盤で・・・) 縦溝まで彫れたら、旋盤から外します。 次にトレッド面の斜めの溝を彫ります。 @画像がありませんが、0.3mmのプラ板で タイヤセンターを基準に斜めの線描く為の ゲージ(型紙)を造ります。 Aゲージが出来たら、センターの基準に合わ せながら、約8mm間隔で線を入れます。 (鉛筆で可) B次にカッターナイフで鉛筆の線をなぞって 切り目を入れます。(慎重に・・・) |
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シリコン型を取ったら、いよいよ複製です。 今回は“クレオス”さんのキャストを使います (A・B剤 2kgセットで、3.157円でした) このキャストは硬化後、“白色”になる為 形状(細かい気泡等)が確認しにくいので 極少量“キャスト用(アルコール系の)染料” (黄色)を混ぜて、硬化後に薄く色が付く様に しました。 |
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いよいよ“接着作業”です。 センター部で仕上げて接着すると こう(タイヤに)なります(^^) @仕上げ方は、DIYショップ(ホームセンター) で厚さ10mm〜15mmくらいのベニヤ板を購 入してきます。 大きさは既製品の大きさでOKです(^^) (ちなみに大体下敷きサイズで充分です) |
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タイヤの塗装です tamaさんがMP4/4の製作記で紹介してた フィニッシャーズさんの “カーボンブラック・マット”で塗装しました コレは凄いですね(^^) 質感には驚きました。 作業手順は @サーフェイサーで仕上げます A捨て色に缶スプレーの艶消し黒を吹き ます。 Bカーボンブラック・マットをエアブラシで 塗装します。 色味は太陽光で見ると微量の “ブルーグレー”を感じます。 乾燥も速く、素晴らしい塗料です。(^^) |