ほのぼの俳句ページ

いつでもどこでも思いつくままに、自由気ままに詠んでいます
形式にはあまりこだわらず自分流です。



 いつもと変らない見慣れた庭だけれど、いつの間にか梅が咲きはじめていました。

ある日ふと 梅の香りし 庭となり



 どんよりと深い曇り空がどこまでも続いています

どこまでも 空かぶさっている 冬木立



 夜が長いですね〜定年後の二人、静かに好きなことをやりましょう。

それぞれに 趣味異なりて 夜長かな



 きょうはなんと暖かいお天気なの。鉢植えのお花も嬉しそう。

冬晴れの 鉢に差し水 あふれさせ



我が家の前は通学路になっています。毎日子供達の登校の様子が分かります。  

朝寒や 言葉少なき 登校児



 二階の窓から東の空を見たら、真っ赤な雲が一面に広がって驚きました。

朝焼けの 雲屋根やねに こぼれ落ち



ああ 古くなったこの家、持ち主と一緒に歳をとっていくしかないよね。 

建て替える 目途なき我が家の 寒椿



母の法事は久しぶりに兄弟姉妹集まって・・・元気だった頃の母の話

亡き母に 百一歳ねと 一周忌



 田舎道をドライブしていると、所々に道の駅がある。
  その土地の特産物があったり、ホッとできるひと時。
道の駅 八畳ほどの たたみ敷き


 外に置いてあった鉢物も、寒くなって家の中に入れなければ・・・
  毎年花によって置き場が決まっているのです。

冬さなか 鉢それぞれの 置き所



冬の庭といえば葉牡丹ですね。淋しい庭を華やかにしてくれます。

葉牡丹に 光集まる 冬日かな



暖かい炬燵に入っていても、一人で入っていたのではやっぱり淋しいね。

聞き役も 居て炬燵の あたたかさ



柚子を一個お隣からいただきました。そういえば今日は・・・

柚子一つ 手の平の上 冬至かな



今日は暖かいお天気、干した布団がふわふわに。

陽の匂い 頬寄せてみる 干し布団



初めて味わった喜びと淋しさの入り混じった感慨無量の日

古日記 娘の嫁ぎし日 文字あふれ



すずめが二羽、山茶花の木の枝で遊んでいます。

山茶花や 二羽のすずめが 顔をだし



   毎日欠かさない犬の散歩、落ち葉の上を私と二人で?歩きます。
   ああ〜気持ちがいい。
愛犬の 小さき足も 落ち葉踏む



外に居たらどこからかいいにおい、早速我が家も・・・

大根煮 ほどよき匂い 日暮れ時



 年に二度程電車に乗ります。ああ ありがたいやら悲しいやら。

ゆずられし 優先席に 夕日さす

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